リソルグループ、入間カントリー倶楽部(埼玉県)を令和5年8月31日に取得
- 2023.07.18 お知らせ
令和5年7月12日付で㈱入間カントリー倶楽部の株式譲渡契約
グループ運営18カ所に、譲渡側のクラレでも同日発表
リソルホールディングス㈱は令和5年7月12日、グループの運営事業を手掛けるリソル㈱を通じ、㈱クラレの連結子会社・㈱入間カントリー倶楽部を譲り受け、ゴルフ運営事業の強化を図ると発表した。
運営開始時期は令和5年8月31日を予定とし、同時にリソルホールディングス㈱の株主優待の対象施設になる。
同CCは東京から1時間以内(関越道・坂戸西スマートICから8キロ約15分、東部東上線坂戸駅からクラブバスで20分)の至便なロケーションに位置し、コースコンディションに定評のある、丘陵林間コースと紹介している。
リソルホールディングス㈱は東証プライム市場上場で、資本金は39憶4808万8000円、グループ従業員数1694名、大株主は三井不動産41.02%、コナミグループ㈱20・39%。子会社のリソル㈱はホテル運営事業とゴルフ場運営事業を全国に展開する。令和5年7月1日現在の運営施設はゴルフ場が真名CC真名C、真名CC真名ゲーリー・プレーヤーCなど17カ所。
一方、㈱クラレも令和5年7月12日に「ゴルフ場運営子会社の株式譲渡に関するお知らせ」として、連結子会社の㈱入間カントリー倶楽部の株式の全てをリソルホールディングス㈱のグループ企業であるリソル㈱に譲渡するとし、株式譲渡契約を締結したと発表した。
「事業譲渡の目的と概要」として、同CCは、1977年9月の開場以来、長らくクラレグループの一員として魅力的なコースづくりとお客様へのサービス向上を図ってきたと報告。一方で同社の中期経営計画において、事業ポートフォリオの高度化を掲げ、ゴルフ業界を取り巻く事業環境が変化するなか、同ゴルフ場が将来にわたりより良質なサービスを提供していくために様々な検討を重ねた結果、ホテル、ゴルフ場などの事業経営で信頼と実績のあるリソルグループに運営をお任せすることが、同ゴルフ場の将来的な成長に資すると判断し、譲渡を決定したという。
株式譲渡予定日は令和5年8月31の予定。株式譲渡金額の開示はなく、本譲渡による同社連結業績に与える影響等と見込んでいるという。
会社株式の売買であり、約1500名のゴルフ場のプレー権や預託金債権はそのまま引き継がれることになる。第50期末(20年12月末)の総資産額は32憶45百万円で固定負債は26億51百万円、利益余剰金は3憶86百万円だった。
㈱入間カントリー倶楽部は関東ゴルフ会員権取引業協同組合に対して、令和5年7月12日のクラブ理事会において、今回の経営母体の交代に伴い2023年度正会員募集を停止する旨決めたと、案内した。但し、今回の交代にあっても「当クラブの会員制度を維持し、会員中心の運営を継続することについて、譲渡先よりご理解いただいている」旨を報告している。
入間カントリー倶楽部・つばさゴルフHPへ⇒https://www.tsubasagolf.jp/course/course6255364b5a283/