マクレガーカントリークラブ(千葉県)メンバー制の解散を通知
- 2024.04.08 お知らせニュース
令和6年3月21日付け案内、7月より改修工事実施すると
クラブ選手権は7月から6月に変更、
マクレガーカントリークラブが令和6年3月21日付で会員に「お知らせ」の通知を行い、メンバーシップの解散を表明したことがわかった。
文面は挨拶の後、「マクレガーカントリークラブでは、令和6年7月より、改修工事を実施するため、令和6年6月30日をもちまして、メンバーシップを解散させていただきます。また、クラブ選手権の日程を7月から6月に変更する事にします。これまでのご愛顧により感謝申し上げますとともに、このたびの工事により、ご迷惑をおかけしますことを深くお詫び申し上げます。以上。」と案内した、
ゴルフ場に聞くと、6月末でコースをクローズして工事を行うことが決まったが、その後は、具体的に決まっていないという。もっとも、令和6年2月10日から会員権の名義書換受付を停止し、会員の新規入会を停止していたことから、ある程度、想定されていた方針でもある。
同クラブを運営しているマクレガーゴルフジャパン㈱のホームページによると、代表取締役が金森圭史朗氏となっており、オーナーが交代したことがわかる。金森氏は㈱ゴールドホースクラブという〝スマホで育てる、一口馬主プロジェクト〝という競馬馬への一口共同出資クラブを主催しているらしく、コース用地の一部を競走馬育成のための施設に改修する意向もあるようだ。コースは9ホールを残す考えもあるようだが、一般営業するかどうかもわからず、メンバーシップの解散を表明することとなった模様だ。いずれ、正式な案内が出るものと思われる。
ちなみに、同ゴルフ場(旧・南千葉GC)は2005年3月に冬至経営の日栄総業㈱が破産となった後、経営が二転三転し、経営の㈱大多喜ヒルズリゾートが2009年1月に金融業の㈱ネオラインキャピタルホールディングスのグループとなり、2010年1月にマクレガーゴルフジャパン㈱を傘下にしたことから2010年10月から現ゴルフ場名称に変更した。
会員は預託金のないプレー会員権で募集。以前の一部預託金返還を受けた会員は名変不可の年度会員となっていた。
その後、増設工事が中断していた用地を整備し、2ホールの練習ホールとして営業したり、パスポート形式やサブスク形式のサービスと提携、一方でレストランの営業を取り止め、スループレーやサマータイム営業として早朝からの1人プレーを受け付けるなど、ユニークな運営を次々に打ち出し、話題を振りまいたてきた。
それだけに今後の動向に注目が集まりそうだ。
マクレガーカントリークラブ・つばさゴルフHP⇒https://www.tsubasagolf.jp/course/course625536492e8c9/