アコーディア・ゴルフ、和木ゴルフ倶楽部(山口県)の取得契約
- 2024.08.26 お知らせ
令和6年8月2日にENEOSゴルフサービスと株式譲渡契約締結
併設で蜂ヶ峯ゴルフガーデン運営、令和6年10月1日引き渡し
㈱アコーディア・ゴルフは和木ゴルフ倶楽部および練習場の蜂ヶ峯ゴルフガーデンを取得する運びとなったと発表した。両施設を保有・経営するENEOSゴルフサービス㈱と令和6年8月2日に株式譲渡契約を締結、令和6年10月1日に引き渡し予定としている。
発表によると和木ゴルフ倶楽部は1995年開場で、山陽自動車道岩国ICおよび大竹ICから約9kmと恵まれたアクセスを有する。和木町は山口県の最も東で、広島県に隣接しており広島市中心部から約60分で来場できる。
コース設計者は、池によるレイアウトを巧みに取り入れることから「水の魔術師」と呼ばれた小林光昭氏で、特にアウトコースはその傾向が顕著に表れ、約半数のホールで池が配置され、ゴルファーの目も楽しませるレイアウト。また、全体的には誰もがラウンドし易いフラットな造りながら、随所に自然を活かした傾斜を取り入れ、池やバンカーを巧みに配置することで、ゴルファーの技量に応じた各々の戦略が要求されるコースと紹介している。バックティからの距離は6951ヤードでコースレートは74.8。10打席330ヤーの練習場も付帯している。
また蜂ヶ峯ゴルフガーデンは66打席330ヤードで和木ゴルフ倶楽部に隣接し、300ヤードを超えるフィールドに、バンカー及びアプローチ練習場を兼ね揃えており、和木ゴルフ倶楽部の来場者の他、近隣ゴルファーにも利用されている。
両施設は、取得後に「アコーディア・ゴルフ」ブランドでの運営を予定しており、「ACCORDIA GOLFポイントプログラム」を活用することで、近隣ゴルファーの方々がより気軽にご利用いただけるようになります。当社は今後も多くのゴルファーにもっとゴルフを楽しんでいただけるような環境作りに努めてまいりますと表明している。
なお、アコーディア・ゴルフは現在1都1道2府32県で172のゴルフ場と25の練習場を運営し、運営施設数では世界第2位、国内第1位と説明している。
ちなみに和木ゴルフ倶楽部は旧・興亜石油グループと和木町出資の三セクでゴルフ場を開発。ゴルフ事業会社は預託金問題で2002年に民事再生を申請することになったが、親会社の債権放棄や会員権分割と預託金債権カット等により再建していた。
一方ENEOSグループとしては、新潟サンライズGコースの来年3月末でのゴルフ場営業終了を見込んでいることから、系列の営業中ゴルフ場はなくなることになる。
和木ゴルフ倶楽部・つばさHPへ⇒https://www.tsubasagolf.jp/course/course6255365bbcc0f/