伊豆下田カントリークラブ(静岡県)令和６年９月末で会員組織を解散

　ゴルフ場は年内も営業を続け旧会員は利用可能に―

　２０２５年１月中からゴルフ場はパブリックで運営と

　伊豆下田カントリークラブと会員組織の一般社団法人・伊豆下田倶楽部は令和６年１０月３日に、一般社団法人・伊豆下田倶楽部の解散及び２０２５年パブリックゴルフ場としての再スタートを決め、報道期間に発表した。

　伊豆下田カントリークラブは、一般社団法人・伊豆下田倶楽部について、２０２４年９月３０日にて解散したとしている。上記に伴い、伊豆下田カントリークラブは現状のまま２０２４年中は営業を続け旧会員は会員料金でプレー可能とする。そして２０２５年１月中に、同名のパブリックゴルフ場として再スタートする意向としている。プレー料金等の詳細は今のところ未定。

　なお、一般社団法人・伊豆下田倶楽部は解散に伴う同社員の出資金(会員権)の取扱いについては、今後、精算法人としての臨時社員総会決議を経て、出資比率に応じた残余財産の分配を受けることになるとしている。問い合わせ先は、同クラブ運営会社のＹＯＫＯＨＡＭＡ　ＳＰＯＲＴＳ　ＣＯＭＰＬＥＸ㈱。

　以前より同クラブは、来場者数の減少と猪その他害獣によるフェアウェイ損傷被害が頻繁に発生し復旧費用も重荷となっていとことから、２０２４年１２月をもってゴルフ場営業を終了を視野に入れて、会員組織の解散手続きや事業譲渡に向けた交渉等を進めてきた。まだ事業譲渡の交渉が固まっていないこと等から、当面はパブリックとしてゴルフ場の営業を続けながら今後の施策を練っていくことになったようだ。

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