サンレイクカントリークラブ(栃木県)経営・運営組織が刷新

  • 2022.02.28

昭和61年開場のサンレイクカントリークラブ(18H)は経営者が交代し、ゴルフ場運営も新しくなった。
 
 経営のサンレイク㈱は2002年に、民事再生法の適用を申請して弁済率5%等で民事再生計画が成立。当時、会員でもあった原中勝征氏が私財を投じて再建を進めていた経緯を持つ。

 しかし、経営者の高齢化もあり後任を模索していたところ、不動産投資会社の㈱タカラクリエイト(上村康治代表取締役社長、長野県北佐久郡軽井沢町)が出資を担当し株式を保有、ゴルフ場運営で実績のある㈱ザナショナルカントリー倶楽部(旧・廣済堂開発、東京都台東区、守谷牧代表取締役社長)が運営を引き受けることで合意、サンレイク㈱は昨年12月2日付けで守谷氏が取締役社長に就任。会社の事業承継のため会員の権利、債務は継承している。

 守谷氏は「コースは6年前に9Hを閉鎖しており、残った18Hはリー・トレビノ設計、クラブハウスは丹下都市建築の設計と素材が良い。現場スタッフとともに必要な設備投資ができるよう運営を改善していきたい」と本紙に明らかにしている。再生手続き後に連絡不能となった会員や会費未納会員などの台帳整理を行い、運営面を整えたい考えだ。