南富士カントリークラブ(静岡県)2024年途中まで営業しゴルフ場を閉鎖の報道
- 2022.06.16
南富士カントリークラブ(18H、静岡県富士市大淵11702-3)が閉鎖され、一般・産業廃棄物最終処分場が建設される計画がある旨を地元の静岡新聞が再三に渡り報じていたことが判明した。
「棄物最終処分場を運営する第三セクター・富士環境保全公社が取締役会を開き、受け入れの限度を迎える現在の処分場に代わる第3期最終処分場の候補地として、同市大淵のゴルフ場を取得することを承認し、6月の株主総会を経て正式に事業化することが伝えられ、関係者の話として、ゴルフ場側との用地交渉は最終段階にあると報じられた(静岡新聞 5月19日付)。
富士市は、南富士CCブゴルフ場の敷地約38ヘクタール(ゴルフ場約54・5ヘクタールの4分の3に相当)を3億1500万円で取得する方針を市議会産業教育委員会協議会で説明。
市議会9月定例会に補正予算案を提出し、11月定例会で契約案の議決後に本契約を結ぶ。ゴルフ場は2024年途中まで営業し、同年9月までに土地が市に譲渡される予定。
① 処分場候補地に隣接する約16ヘクタールを「自然の復元ゾーン」としてブナなどを植林する。
② 北側約22ヘクタールは、クラブハウスなどの既存建築物や自然環境を活用した野外活動の場などの整備を検討
大規模太陽光発電所(メガソーラー)に転用したいとの問い合わせが複数あったことなどの経緯の説明があり、市は「富士山麓の環境や景観保全の観点で望ましくない」と取得の必要性を強調。