徳山カントリークラブ(山口県)メガソーラー計画で令和6年12月営業終了

  • 2024.02.27

 山口県の周南市環境審議会が令和6年2月5日に開かれ、パシフィコ・エナジー徳山合同会社が徳山カントリークラブに建設を予定している太陽光発電所の環境影響評価準備書が審議され、改めて同計画の概要が公表された。

 今回の太陽光発電所は計画段階環境配慮書を報じているが、全国でゴルフ場跡地などに大規模な太陽光発電所を建設する事業を展開しているパシフィコ・エナジー㈱が計画。

 188.4ヘクタールに直流で12万400キロワット、交流で7万6800キロワットの規模で計画。徳山カントリークラブの営業は今年で終了し、環境影響評価の手続き終了後の令和7年11月に着工し、令和9年12月の商業運転開始を目指し、30年間営業する計画としている。

 環境審議会では環境影響評価書の内容と、工事による雇用創出や30年間で17億9800万円の固定資産税が市に入ることなどを同社の社員が説明。

 また同発電所では22万1千枚のパネルを設置する計画だが、国の制度で廃棄時の処理用を積み立てる事などを説明したという。