春日井カントリークラブ(愛知県)東コースの改修計画を発表
- 2023.09.11
令和5年12月4日から令和6年9月30日までの東コースクローズし
来年開業60周年、GolPan社David Dale氏に設計依頼
1964年開場で井上誠一氏が設計したコースでも知られる春日井カントリークラブは、2024年10月に開場60周年を迎えるにあたり、クラブ価値の向上を目指し、東コースの改修工事を実施することに決めたとし、ホームページでも発表した。
令和5年12月4日から令和6年9月30日まで東コースをクローズして改修工事を行う予定。工事期間中も西コースは通常通り運営し、12月は現状定休日の金曜日も営業するほか、令和6年1月以降も工事期間中、特定日除き金曜日は営業する。また会員には工事期間中、グループコースを特別優待料金によりプレーできる案内をするとしている。
東コースの改修については、米国サンフランシスコにオフィスを構え、ゴルフダイジェスト社が発表する世界トップ100コースにも選ばれたコース(The Nine Bridges)を設計しているGolPan社のDavid Dale氏に依頼したという。Dele氏は世界60カ国以上でコースの設計・改修をデザインした実績があり、昨年夏から改修工事について協議を重ね、故・井上誠一氏のコースへの思いを生かしながら当初の1グリーンへの復活、さらに戦略性、景観、環境維持など21世紀に相応しく、地域のゴルフ場の道標となるような次世代のコースを目指して実施する運びになったとしている。
施工は有名コースの改修工事で実績のある日本ターフメンテナンス㈱が担当する。また、クラブハウスに設計図面を展示して、会員の方にはご来場の際にご覧いただけますと幸いですと案内いている。
今後、東コースの改修に関する会員への案内は、郵送やメールマガジン、ウェブサイト等で行うこととして、会員には〝進化するゴルフコースにご期待ください〟と通知している。
会員への案内は松岡敏和理事長と岸直樹支配人名で行っている。
東コースは現状、Eグリーンでバックティから全長6883ヤード(コースレーティング男子74.7)の難コース。岸支配人は「開場から60周年経ちますので当初の1グリーン化の他、スプリンクラーなどの散水施設の整備、ティ、バンカー、カート同の整備を行うことに決めました。」と説明している。コース距離については、用地に制約もあることから現状の用地内で改造することとなり、大きな変更まではないようだ。